Festival Report フェスティバルレポート 2005

日本語ぺらぺらの訳

「あー手が届かないっ」

元気の良い日本語のあいさつで登場するデビットは次から次へとテンポ良く、観客を笑いの渦に巻き込んでゆきます。お客さんは息をつくひまもなく、デビッドのペースに乗せられて、ジャグリングやら手品やらあらゆる物を見ながら大笑い。お手伝いに使われるお客さんもすっかりデビッドの小道具になってしまいます。

お笑い芸人のようなトークが売りかと思えば、ジャグリング、マジックの腕前もすごい。危ない!!と思うような技もあらよあらよとこなしてゆきます。

あの笑いを引き寄せるネタはどうやって仕入れるの?・・・・「歯を磨いているとき」や「電車に乗っているとき」
お客さんとのコミュニケーションを大切にしているデビッド、なぜ日本語ぺらぺらなの?・・・・・「日本に95年から住んでるよ。」
え?なぜ?「奥さん、日本人ね。」あ、そうかなるほど。テレビや様々なショーにも出演しているデビッド。家族にネタをためしたりするのですか?・・・・「いや、家族はぼくに興味ないね。皆冷たい。」とほほ。芸人は家では辛いそうです。
とはいえ、観客にとっては心和む笑いにつつんでくれる大パフォーマー。そんなデビッドの事をもっと知りたい人は、www.1DR.jpへ。

2005/11/06 13:00