Festival Report フェスティバルレポート 2005

奇妙な夜のはじまり

一日遊び歩いた子どもたちがおねむになりはじめる頃、ナイトパフォーマンスがはじまります。

黒の帽子、白と黒の格子模様のジャケットに身を包んだふくろこうじさんが、ひそやかに現れると…
ちびっこ達の目もさめて、パフォーマンスに夢中になります。
ふくろこうじさんのパフォーマンスは、椅子やダンボール箱を使ったちょっと奇妙な世界。
だまし絵みたいで、シュールな夢を見ているよう。

見えないボールのマイムがはじまると、ボールを求めて一斉にたくさんの小さな手があがりました。
そのひとつひとつに、ボールを手渡すふくろこうじさん。
ナイトということもあって、こぢんまりした輪だったけれど、みんな笑顔でした。
パフォーマンス後、ふくろこうじさんもアットホームな感じでよかったと話してました。

奇妙な世界のあとには、やさしいきもちになった夜でした。