Festival Report フェスティバルレポート 2005

おちゃめなロボットマジシャン

蝋人形のようなマイクロボットの登場

彼に与えられた称号は『メカニカルマジシャン』。
ロボットを操るのか、はたまた彼自身がロボットなのか。いったいその正体は?!
期待と緊張を胸に待ち構えていると、赤いつなぎを着た“ピットクルー”たちがものものしいメカを運んできた。そのメカの上に堂々と立つ蝋人形…ではない!白い歯、カチカチの髪、赤いほっぺの彼こそメカニカルマジシャン、マイク・マイケルである。
ロボットの動きと効果音のタイミングが絶妙!プシュー、ギギィ~ッという機械音の一つ一つに合わせて花を出してみたり、タバコを吸ってみたり。
マジックの合間合間には白い歯を見せてニコッと決めポーズ。ところが、そんな自慢の白い歯が…はずれた!ガーン、入れ歯だったのね!なんて思っているのもつかの間、次は何がはずれたと思います?顔!顔がはずれた!!ぱっくりと開いた顔面の中には配線だらけのマイクの素顔が。驚いているうちに彼の体はすっぽりと布に覆われ、今度はメカな体の全貌が明らかになった。できかけのC-3PO状態。彼が本物のロボットだということが証明された!
息もつかせぬ展開で、しかもおちゃめに笑わせてくれるマイクのメカニカルマジック。パフォーマンス後、忙しそうな中インタビューに答えてくれたが、近くで見てもやっぱり彼はロボットだった。

彼の正体はやっぱりロボットだった!
子供たちに大人気のマイク
2005/11/03 14:07