Festival Report フェスティバルレポート 2004

くの一アキタ

パンフレットのイメージよりもずっとやわらかくキュートな印象のアキタ。
パフォーマンス前のストレッチ姿も可憐でたくさんのカメラが彼女に向けられます。ひとたびパフォーマンスが始まると、シリアスな表情に一変。
トロピーズ、アクロバットなんだけどひとつひとつの動作に物語と感情がこめられていて、見ているほうはだんだん世界に引き込まれ、どきどき。
櫓からつるさげられたロープが一本。華奢な彼女が自由自
在に操ります。クライマックスでは、ハラハラして手を伸ばしそうになる場面も。実際この場面の練習で彼女は、横脇の怪我をして、治るのに6ヵ月かかったんだって。
怖くないの?つい聞いてしまったけど、最初のうちは、サポートしてくれる人がいるし、低いところからちょっとづつやってくから今では全く怖くないって答えてくれた。映画のニキータと日本のコミック銃夢からイメージして作られた彼女独自の世界をぜひ見てみて!

2004/11/03 11:45