Festival Report フェスティバルレポート 2004
若きディアボリスト
バトン3つのジャグリングから始まった矢部さんのパフォーマンス。
後ろ手や脚の下でバトンを受けるなど、技が決まるたびに大きな歓声があがる。
バレーボール大のボールを回転させ、人差し指に乗せる。
観客の中の男の子の指に移しても、ボールは回りつづけた。
粋な演出である。そして、最も得意とするディアボロ。
彼は2年前、ジャグリングの世界大会で、アジア人初の金メダルを獲得している。
1つ、2つ、そして3つとディアボロの数も増えていき、宙を舞う。
まるで生きているかのようだ。
最後は片腕で立ち上がるアクロバットを披露してくれた。
観客にも感想を聞いてみた。
富士宮から来た中村香織さん(28)は、矢部さんの演技を見るのが一番の目的。
演技終了後、サインを求める列に並び一緒に写メを撮っていました。
女性たちは矢部さんの爽やかな笑顔にメロメロな様子だった。
2004/11/03 13:55