Festival Report フェスティバルレポート 2004

スリル満点2人で織りなすアクロバット

「わーっ、危ない、机から落ちる~!」と息を止めて見つめても、次の瞬間にはがっちりキャッチ。
ヒヤヒヤさせても観客をちゃーんと安心させてくれる、2人の絶妙のコンビネーション。
アップテンポのBGMに合わせ、テーブルをまるで跳び箱のように使い、次へ、次へと繰り広げられる。
高度なアクロバットを出し惜しみすることなく、連続技を更に連続。
まばたきする間も与えないが笑いをとることだって忘れちゃいない。
「こんな大変な技、モノにするのにだいぶ時間かかったでしょう?」
感嘆して聞いた取材陣。「いや、まだ始めて一年だよ。」とあっさり答えが返ってきた。
演技終了後は、客が忘れてもパフォーマーは絶対忘れない投げ銭タイム。
彼らは1本ずつパラソルを手にして客席をまわるという、かわいらしい終わり方をしてくれた。

2004/11/05 18:15