直撃レポート〜ビューティフルサーカス サーカス・シアターBINGO
大道芸ワールドカップ実行委員会はドイツ・デュッセルドルフに『サーカスシアターBINGO』を訪ね、静岡公演に向けての取材とショーの制作打合せを精力的に行いました。
既にヨーロッパ中がバカンスシーズンに入っているにもかかわらず彼らの公演は連夜満席の大盛況。シアターは大柄なドイツ人でパンパンに膨れ上がっていました。
今回は、彼らとの打合せの様子をレポート。BINGOの魅力をたっぷりをお伝えします!
良かった、BINGOは皆フレンドリーだぞ!
どんな、人たちかな〜?会う前はいつも不安なもの。その不安は、BINGOのマネージャー、IGOR(イーゴリ)もまったく同じだったそうで、後で彼に聞いてみたら「静岡のメンバーに、自分たちと同じクリエイティブな雰囲気を感じとって始めて安心した」ということでした。彼らも静岡公演に向けての手ごたえは充分感じてくれました。
BINGOの他のメンバーも全員フレンドリーでとってもいい雰囲気。会いに行って本当によかった。百聞は一見にしかず。会わなきゃ分からんことがある。で、IGOR(イーゴリ)は、好青年。31歳(既婚。念のため)。
Since1996
BINGOは、1996年に6人のグループとして誕生している。
BINGOという名前は"メンバーも観る人も幸せになれるように"という願いで付けられた。
それ以来、BINGOは、他のカンパニーのようにアーティストをバラ売りすることなく、グループとしての活動を一貫して続けてきた。
BINGOは、ひとつのファミリーだった。
BINGOの目指すヌーヴォーは"技術と心の融合"
BINGOは、自分たちがヌーヴォー・シルクであることを強く意識している。そして、何より自分たちのハート、スピリッツを大切にしていた。
BINGOの目指すヌーヴォー・シルクは"技術と心の融合"。
サーカスの研ぎ澄まされた技をベースに、キレイなだけのサーカスではなく、個人が演じたい、魅せたいという想いが表現できるサーカス。
お客様に何かを感じ、何かをつかんでもらえるショー。
メンバーが、サーカス出身者と体操出身者が半々というのもその結果といえる。実際にステージを観れば、一人ひとりがステージで演じきる姿に、才能と個性のキラメキを感じる。
やはり、BINGOはキレイを超えたビューティフル・サーカスだった。
ズバリ、テーマは"愛"
「BINGOのショーのテーマは何?」
《・・・ちょっと間があって、答えは、》 「愛」
なんてズバリ、ストレートなお答え。
若い人の愛、人と人の関係を描きたいというのがショーのテーマ。
BINGOのショーは、直球勝負。
静岡で愛しましょう
「静岡の皆さん、会場でお会いしましょう。」というコメントのビデオ撮りにチャレンジした。ロシア語のカンペを作って、発音練習の後、いざ本番。
「静岡の皆さん、会場でアイしましょう。」 日本語の母音つながり音は難しいのか?
「アイは、LOVEだからそれもいいね。」と言ったけれどきっちり次のテイクに。
和気藹々、静岡公演をほんとに楽しみにしてくれている。
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