Festival Report フェスティバル レポート 2017

ひとつの花 / ロボットのぞみ

先日の渋谷のごみ問題。
この問題について皆さんはどう思ったか?
いやむしろ人事のように思っているかもしれない。
ゴミを出すのも作りだすのも人間であり、処分するのも人間だ。
どのように解決するのか?どうしたらよいのか?
考えるのも人間。
最初から最後まで私たち人間には責任がある。

と重い話になってしまったが、
ロボットのぞみは語ってくれたことである。






今年で大道芸ワールドカップ出場は4回目。
毎回違うテーマで私たちに伝えてくれているが、
今回は環境と私たちの周りにごく普通にあるもの。

でもみんな気づかない、
あるいは気づいていても見ないふりをしているのかも。
そんな重い問題を、パントマイムやジャグリング、
マジックを使ったエンターテーメントで表現をすることで
見終わった後に、何か1つでも考えてもらえればいい。
またある時にふと気づいてくれる人がいるかもしれない。
という思いをこめている。

他人事ではなく、彼のパフォーマンスで一人でも多くの人が
周りにある問題についてほんの少しでも気付いてくれることを願う。
私もいろいろと考えてみたい。

まだまだ、彼はいろいろなテーマで表現することを考えているそうだ。
いじめであり、老人孤独死などなど。

ロボットのマスクの下は可愛い(と言ったら失礼ですが)笑顔の似合う好青年。

しかし、この甘いマスクの下には大きな野望がある。
なんとギネスブック公認記録を狙っているそうだ。パントマイムで挑戦!
しかし申請だけで100万円。
この資金を静岡で、そうそれはあなたにかかっています。

彼の大きな夢が、この4日間で届くことを密やかに願っている。






2017フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2017/11/04 03:37 PM
<<次の記事 前の記事>>