Festival Report フェスティバル レポート 2017

新登場!パフォくんあめ!


パフォーマンスを観ていて、途中でのどが渇いたりおなかがすいたりしたことはありませんか?
露店で売っている飲食物では混雑の中こぼしてしまわないか不安に思うこともあるかもしれません。
そんなときにオススメなのが今年から新登場のパフォくんあめ!サイダー味とみかん味の2種類です。
小腹がすいたあなたを助けてくれます。
周囲が2色なのがみかん味。7色なのがサイダー味です。



商品開発に関わったストア室の山本ディレクターに話を聞きました。
「新商品の開発を考えていたときに、デビッド・ベッカムの息子が同社に飴の製造の注文したという、名古屋のまいあめ工房という会社を知り、
パフォくんあめを考案しました。普通の飴とはひと味違います。まだまだ商品はたくさんあるので、是非お土産などにお買い上げください。
駿府城公園内北口、南口、青葉通りのサポーターズショップにて、絶賛販売中です!」


(わほーい)

2017フェスティバルレポート
2017/11/04 04:11 PM

25年目のクラウン、はなうたさん


午前中の青葉公園、向こうから2人のクラウンがやってきた。なんかいい感じで力が抜けている。はなうたさんとカーンさん。
なんと、はなうたさんは25年やっている超ベテランの1期生だって言うからびっくり。大道芸始まり当初のことを聞くと、いろいろ話が聞けた。昔は、4種類の衣装から選ぶ形だったこと、最近のクラウンはルックスがきれいになったということをはじめて知った。きれいなメイクも始めは鏡なしでやっていた。初代審査員は永禄輔さんだったけど、アーティストより人が集まっちゃって、今の形になった。クラウンをやっていて、日常を忘れ、子供を楽しませたり、クラウンじゃないとできない幸せいっぱいの世界だからやっている。心温まるクラウンの世界に触れ
た。








2017フェスティバルレポート / スタッフ
2017/11/04 04:01 PM

天空の円舞 / フライトオブパッション

2つのストラップに、男女が絡み合い、そっと離れてまた絡み合う。
空中だけでなく、地上でも止まることなく2人の愛の物語は続く。
優しく、時には激しく、見ている私たちはただ吸い込まれるように引きこまれる。
2人の愛に胸を打たれた。

彼らの演技の中で、口でストラップをくわえて女性をつり上げるところがある。
「ここは大変じゃないですか?」
と質問すると、
「25年やっているが、ここ10年はマウスピースのみで、
補助具を使わずノーガードでやってるよ。170kgまでトライしたよ。」
と答えてくれた。
これを行うのにハードなトレーニングをしているとも言っていた。

美しく、優雅な演技はストーリーを重視しているラブストーリーだから。
でも2人があんまり親密になると妻が怒って落とされちゃうよーww。
(彼の奥様はクレーン担当)
とジョークが。
どこまでホントか悩むほど(笑)

女性が男性を吊り上げるのも珍しい。
彼女は体操をやっていたので、鍛えているから大丈夫。
両親をはじめ家族はみんなスポーツ一家なのよと。

普段はシアターでやっていて、外でのパフォーマンスは初めてだと。

この後はドイツでのディナーショー。
2メートルの円形のステージでの演技は、回っていると足が観客に当たりそうになるのよ
と最後まで笑わせくれる2人。

オンとオフの切り替えが早いのも素晴らしい。

愛に充実している人も、愛に飢えている人も
この秋の素敵なラブストーリーで、心を満たしませんか。






みゅげ




2017フェスティバルレポート / アーティスト ワールドカップ部門
2017/11/04 03:44 PM

ひとつの花 / ロボットのぞみ

先日の渋谷のごみ問題。
この問題について皆さんはどう思ったか?
いやむしろ人事のように思っているかもしれない。
ゴミを出すのも作りだすのも人間であり、処分するのも人間だ。
どのように解決するのか?どうしたらよいのか?
考えるのも人間。
最初から最後まで私たち人間には責任がある。

と重い話になってしまったが、
ロボットのぞみは語ってくれたことである。






今年で大道芸ワールドカップ出場は4回目。
毎回違うテーマで私たちに伝えてくれているが、
今回は環境と私たちの周りにごく普通にあるもの。

でもみんな気づかない、
あるいは気づいていても見ないふりをしているのかも。
そんな重い問題を、パントマイムやジャグリング、
マジックを使ったエンターテーメントで表現をすることで
見終わった後に、何か1つでも考えてもらえればいい。
またある時にふと気づいてくれる人がいるかもしれない。
という思いをこめている。

他人事ではなく、彼のパフォーマンスで一人でも多くの人が
周りにある問題についてほんの少しでも気付いてくれることを願う。
私もいろいろと考えてみたい。

まだまだ、彼はいろいろなテーマで表現することを考えているそうだ。
いじめであり、老人孤独死などなど。

ロボットのマスクの下は可愛い(と言ったら失礼ですが)笑顔の似合う好青年。

しかし、この甘いマスクの下には大きな野望がある。
なんとギネスブック公認記録を狙っているそうだ。パントマイムで挑戦!
しかし申請だけで100万円。
この資金を静岡で、そうそれはあなたにかかっています。

彼の大きな夢が、この4日間で届くことを密やかに願っている。






2017フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2017/11/04 03:37 PM

笑いミックス技ミックス/ぷれみっくす

息の合ったジャグリングやバランス芸で観客を魅了する個性溢れる三人組の「ぷれみっくす」が再びON部門へ。



毎年、温かいファンからの「お帰り!」や「待ってたよ!」という声がとても嬉しく、楽しみにしているとのこと!

今日は、風が強かったため、急遽内容を変更し、昨日とは違う内容のショーを行おうと三人で直前に決め、子供たちの多さから、コメディ要素をたくさん盛り込んだショーを見せてくれた。
場所や状況、客層によって構成を変えて、常に観客を楽しませてくれる。

今年のナイトパフォーマンスでは、なんと「影絵」を披露してくれるそう。



普段はクラウンとして活動している彼らは、「もっと世界に出ていきたい」という共通の思いから「ぷれみっくす」を結成した。
「ぷれみっくす」とは、彼らが所属するプレジャーBというクラウンチームの「プレ」と異なる三人の個性を混ぜ合わせる「ミックス」からきている。

彼らいわく、当初は三人の名前を組み合わせて「ちゃっぽろん」や「ぽろんちゃ」などにしようとしていたが、どれも格好悪いから却下したそう。
みんなにわかりやすいように今回はあえて平仮名表記にしている。

それぞれの名前の由来はというと、
カッコいいトッポさんはイタリアのねずみのキャラクターから
女性のロントさんはキャッツのタントミールから
背の高いチャンさんは・・・秘密だそう。
ケンカもするし仲もいい三人組だ。



本番が始まる前から、ポイントのスタッフをいじったり、小道具を使った技を見せてくれたり、観客を飽きさせない気配りがある。

また、ショーの最中も、観客の中に入り込み、ドタバタ劇を引き起こしてくれる。
今回は特に、チャンさんによるハラハラ、ドキドキのバランス芸が必見!

静岡が大好きな彼らは、ショー以外にも毎回食べ物も楽しみにしているそうだ。「一昨日はさわやかにも行ったよ」とのこと。

「残り一日の静岡大道芸ワールドカップを楽しんで下さい」とファンへの気遣いも忘れない。
いつ見ても安心して楽しめる「ぷれみっくす」のショーを是非ご覧あれ!



11月5日(日)ぷれみっくす
静岡駅ビル パルシェ屋上 ①12:15~ ②14:15~ ③16:15~ 

(Udonko)

2017フェスティバルレポート
2017/11/04 03:34 PM

女は強し!男は優し! / カレン&ドミニク

結婚式の後、二人の間に邪魔がはいり、花嫁はご機嫌ナナメ。








そんな花嫁に花婿があれこれと頑張ってアピールするが、なかなかお許しいただけない。
でも最後は…。やっぱり物に弱いよねー(笑)





ちょっぴり笑ってしまうラブストーリーは仲直りしてショーが始まる。

カレン&ドミニクの魅せどころはここから。

プレビューの演技が脳裏に焼きついて、この2人にどうしても聞きたい!!と思ってた。

ポールの演技、パントマイムの様に歩く姿に驚き、あまりにも素晴らしくて。
空中を歩いているような…、そう空中遊泳?!のような気がして目を疑ってしまった。
10年前から行っているこのパフォーマンスは他の人がやってないことと考えたオリジナル。
これを行うのに気をつけることは、筋肉の動きを良くすること、
2人が一体感できるためのアイコンタクトだそうだ。

息がぴったりの2人は、2年半前に結婚していてコンビも4年半。
演技の中だけでなく、それ以外でも仲が良くて、美男美女の素敵なカップル。


静岡は初めてだが、日本は2回めで。
以前、福岡で番組にも出たそうだ。

「観客が素晴らしいので、全力を尽くすのみ!!」

と答えてくれた彼らの演技は見逃さないでほしい。



みゅげ

2017フェスティバルレポート / アーティスト ワールドカップ部門
2017/11/04 03:27 PM

人間業を超えた圧巻のバランス芸/張海輪

舞台衣装をまといお面をかぶって登場した張海輪。軽やかに踊りながら次々とお面が変わる「変面」に観客から大きな歓声が上がる。



その興奮がさめやらぬ中、今度は大小の旗がついた長ーい棒を伴い再登場。期待を胸にじっとステージを見つめる観客の前で、そのカラフルな棒をリフティングの如く自在に操り、さらに歓声が大きくなる。

次は何が出てくるのだろう? と観客席の期待がどんどん高まっていく中、最大の見せ場であるバランス芸が始まった。

最初は積み重ねた小さな箱の上、次はびんの上に足を挿した椅子の上で倒立。それだけでも危険でハラハラする光景だ。しかしそれ以降も椅子が積み上げられていく。彼はその上で軽々と倒立を行い、その度に驚きの歓声が高くなっていく。

そしてクライマックスは6脚目の椅子が積み重なったラストにやってきた。なんと彼は片腕だけで立ち360度回転したのだ!



もはや人間業とは思えない演技に観客のボルテージは最高潮!会場を揺るがすほどの歓声と拍手が巻き起こったことは言うまでもない。

実はこの超人技、今年の大会にあわせて今年の冒頭から練習を重ねてきた大技で、つい最近に完成したばかり。本人も演技後「なんとか間に合いました」と安どの表情を見せていた。

今年のジャパンカップチャンピオン・張海輪(ちょうかいりん)は芸能一族の4代目。2000年に中国より来日して以来、国内外でのパフォーマンス活動のほか、日本各地の学校で中国の伝統芸能を広める活動を行っている。

自らの芸の向上だけでなく、日本の子どもたちにパフォーマンス文化を広めるなど、幅広い活動を行う張海輪。それにより大勢の子どもたちが彼と同じ高みをめざし、世界に羽ばたく日が来るのも夢ではないだろう。


Written by 富士山なすび

2017フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2017/11/04 02:57 PM

いぶし銀の魅力/三雲いおり

今年もこの男がやってきた。今年でもう24回参加している三雲いおり。
静岡のファンも彼のパフォーマンスを見たいと、どき!どき!ランドSBS会場には
30分以上前からお客様がいっぱい!
本人も早くパフォーマンスを始めたいようで、リハーサルのときから超ノリノリ(^^)。
スティック、シェーカーカップ、シュガー、ボールや、一輪車の上でのジャグリングなど、
さすがベテランといえる演技とお笑いでお客さんをどっかんどっかん笑わせる。






パフォーマンス終了後にお話を伺がったたが、おやっさんいい汗かいてました。
やはり体力的には大変だとは言っていたが、いやいや、これからもずーっとすばらしい
パフォーマンスを見せてほしい。

(うるし、ゆうこ)

2017フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2017/11/04 02:37 PM

指先からほとばしる光 /X TRAP

昨年、1日だけパフォーマンスを行ったX TRAPが帰ってきた。
しかも、今度は彼らのパフォーマンスが毎晩見ることができる。

xtrap
(Photo by UME)
xtrap
(Photo by UME)

X TRAP は指の万華鏡パフォーマンスが代表的なダンスエンターテイメントグループ。
メンバーのひとりZANGEは昼はON部門のアーティストとして活躍するが、夜はまったくべつの姿を見せてくれる。プロジェクションと融合したダンスや、指や手を使って繰り広げられる繊細で緻密な彼らのパフォーマンスは映像と合わさってまるでコンピューターの世界に入ったようだ。
会場を包み込む電子の世界。「絶対に他ではみれないSHOWをみせます!」豪語する彼らのSHOWをお楽しみあれ。

xtrap
(Photo by UME)
xtrap
(Photo by UME)

なお、X TRAPの3人はGot Talent のアジア大会にエントリーしているのでそちらも応援してくださいとのこと。

次回のパフォーマンス予定

18:30,20:30@コミュニティーホール七間町


Y.K.Kobayashi

2017フェスティバルレポート
2017/11/04 07:38 AM

「空間VRライブアート」をご存知ですか?/ロボットのぞみ

今年も昼間のパフォーマンスで意表をつく新しい世界を楽しませてくれているロボットのぞみが、文化の日の夜新たなパフォーマンスをこっそり披露してくれた。これは、公式HPに告知されていない超・スペシャルライブの潜入レポートである。

「空間VRライブアート」。多くの(特に年配の)日本人にとってあまりなじみのない名称だが、これは仮想現実(Virtual Reality)を体験できるVR機器によるテクノアートだ。



VRゴーグルを装着すると自分の手元は見えない。また機器の操作もみるからに複雑そうだ。(少なくとも筆者には到底操作できそうにない)

けれども、ロボットのぞみはいともたやすくその新しい機器を自在に駆使し、やすやすと絵を描き文字をつづっていく。完全に体とコントローラーが一体化しているかのように。また、目の前の絵や文字はまるで生き物のように、躍動感あふれる動きで観客の目を釘付けにする。



それは既存の芸術作品の枠を超えた「新感覚アート」。そんな陳腐な言葉では片付けたくないが、この斬新な映像アートを他にどう表現すればよいのかわからない。到底言葉では説明できない。

次々と新たなパフォーマンスを生み出すロボットのぞみ。その目は常にはるか先の未来を見据えている。そしていつかパフォーマンス界の流れを大きく変えていくに違いない。




【インフォメーション】
この記事を読み、「だから『VRライブアート』ってなんだよ?」と思われた方は、11月25日に開演される『ロボットのぞみテクノアートLIVE in 静岡』に足を運んでみて下さい。そして、ロボットのぞみがつむぎだす不思議な映像アートの世界を楽しんでいただければ幸いです。

場所:MIRAIEリアン コミュニティホール七間町

日時:11月25日(土) 13:00~14:30 18:00~19:30

お問い合わせ先:never.ending.nyd@gmail.com

Written by 富士山なすび

2017フェスティバルレポート / その他
2017/11/03 10:19 PM
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