Festival Report フェスティバル レポート 2013

ワクワクをあなたと/ポポロパラタ

最高の出会いを、最高の5人がお届け。

おしゃれな衣装を身に纏った5人組が突然現れると、それはミニパレードの始まり。
突然鳴り響くパーカッション。生演奏ならではの音色に、通行人も振り向く。
軽快で思わず心踊る音楽、吸い込まれるようなハットジャグリング。
お客さんを巻き込んで繰り広げるミニ劇場。
「何か面白いことが待っていそう!」と、思わず後を付いていってしまいたくなる。

移動式パフォーマンス「ロービング」が特徴の彼らのショーは、ハプニングがいっぱい。
そのハプニングを観客と一緒に楽しめるのが、このスタイルの醍醐味だという。
5人のチームワークがあってこそ成り立つ彼らのパフォーマンスは、見ている人に元気を与えてくれる。

「何も考えずに、出会いから生まれた一体感を一緒になって楽しんでほしい。」

ポポロパラタに出会えたら、あなたもパレードに是非加わってみてはどうだろうか。

(Akari)

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト ウォーキングストリート部門
2013/11/04 10:08 AM

食欲旺盛な三匹のダチョウ / テアトロ パヴァナ

ここのところ静岡・呉服町通りを中心に、謎の巨大ダチョウの目撃報告が大変多くなっています。
そこで私たちは、急遽調査のため現地に行ってまいりました!!

調査によると、目撃されているのは三羽のダチョウで、体長は3メートル弱、体重は足の部分で合わせて7kg、体の部分で15キロ。
どうやらデンマークから三つの巨大な段ボール箱に忍び込んで日本に入ってきたようです。三羽は兄弟関係とのことです。
好物は「何でも!」ということで、呉服町通りを往復しては道行く人の頭や看板などをついばみながらうろついています。
弱点は活動し始めと終わりに準備運動が必要なことで、高身長ながら転んだことは一度しかない模様です。

この連休には、大きなカバンを運ぶ一団に威嚇をする様子や、全身銀色のスーツの男性が餌付けを試みるも失敗したなど、多数の発見報告が上がっています。


ダチョウたちはどうしてこの静岡にやってきたのでしょうか?その謎も、今回の調査でようやく発覚しました。
"Weeeee love Shizuoka!!!! Thank you!!!"
そう。この三羽のダチョウ、皆静岡の街が、人が大好きで、いてもたってもいられずはるばる静岡にやってきたのだ。
その迫力に泣き出す子供たちも一部にはいたようだが、静岡を愛する優しいこのダチョウたちを、どうか優しく受け止めてほしい。


ちなみに、このダチョウたちを使役しているようにも見える男性がダチョウの餌をねだっているという報告もあるが、こちらについても目下調査中である。

<ながぽん>

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト ウォーキングストリート部門
2013/11/03 06:29 PM

小さな顔に大きな笑顔/LIZ SMALL

リズ スモールのフェイスペイントの取材に行ってきました。
10時半スタートの呉服町のポイントに10時前には到着したけれど、既に人、人、人!!!!
毎年このフェイスペイントを楽しみにやってくる小さな子供たちも多いそう。

値段は子供の顔全体で2000円、顔半分なら1000円。大学生以上が大人料金で、子供料金にプラ
ス500円。10時頃に整理券を配り、フェイスペイントのスタートが午前10時半なのに、もう10
時45分頃には5時頃スタートの整理券が配られていました。

朝8時30分ごろ来たという一番乗りの三歳の男の子はトラを描いてもらっていました。5分もし
ないうちに、かっこいいトラになっていました。オレンジと黄色で全体を塗り黒い線を躊躇す
ることなく筆を走らせる。鼻は白地にきらきら。名前にちなんでトラを選んだそう。次は小学
二年生のおねえちゃん。好きな蛇を描いてもらいました。青の素敵な蛇が二匹鼻に向かって舌
を出している様子。

一番印象的だったのは素敵な蝶を描いてもらった10歳の女の子。毎年お任せで描いてもらって
い手、今年で4年目。今回初めて自分のお小遣い頼んだそう。素敵なお小遣いの使い方です。
リズは前にもやったことを覚えていて今年はもっと細かくやってくれたとお母さんが教えてく
れました。うれしい心遣いですね。

(Uluru and Run's mommy)

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト ウォーキングストリート部門
2013/11/03 03:48 PM

カルコチャってどういう意味の名前なのか聞けばよかった /カルコチャ

近くを歩く人を呼び止め、巻き込んでいく、特殊なカルコチャのパフォーマンスアクト。
日本でのパフォーマンスは初めてで、言葉も習慣も違う中、カルコチャ自身もある程度様子を見ながら(でも大胆に)待ち行く人にちょっかいをだしていく。
パフォーマンスの最初はどうしてもうまくかみ合わない様子もあったそうですが、パフォーマンスの終盤にはウォーキングとは思えないほどの人だかりになりました。
人々に愛嬌あるいたずらをするのも笑顔を誘っていましたが、私が特に興味を持ったのは道行く人のほんの数センチ後ろを歩幅までぴたりと合わせてついていくパフォーマンス。
ほとんどくっついているぐらいなのに、しばらく歩いても、ついていくのをやめてもなお前を歩く人が気づかない動きにとても驚きました。
日本人へのパフォーマンスにも少しずつ慣れており、「日本のオーディエンスは一度うまくいくとすごく乗ってきてくれるので楽しい」と話してくれたカルコチャ。
この大道芸ワールドカップのなかでも日本に合わせてパフォーマンスをチューンナップしていくそうなので、一度見た方ももう一度見直してみると、新たな発見があるかもしれません。

そしてもう一つ注目したいのが、デザインから縫製まですべて自身で行っているというその衣装。
最初はオレンジ一色の衣装でしたが、こちらもパフォーマンス同様少しずつ改良されており、パフォーマンスとあいまってとても独特な雰囲気を身にまとっています。
前だけでなく、後ろ、サイドまでよく観察してみるとこれまた意外な発見があるかもしれません。ツッコミを入れてみても面白いかも??

<ながぽん>

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト ウォーキングストリート部門
2013/11/02 02:17 PM