会場レポート

スタッフが飛び回り取材し、会場よりその様子をお届けします。

力強いポルトガルの男性「ゴンサロ」としなやかなポーランドの女性「キンガ」が繰り広げるラブ・ロマンス。「デュオ・ディスティニー」のパフォーマンスはまさに圧巻!

8分間のパフォーマンスは、仲の良い恋人がデートしているところから始まる。しかし、彼女に突然のアクシデントが! 交通事故に遭い、絶命してしまう。悲しむ彼が見る夢の中に現れたのが、天使となったあの彼女。二人は夢の中での再会を喜び、ロマンスを繰り広げる。


デュオ・ディスティニーのユニット名はゴンサロとキンガの運命的な出会いに基づく。二人とも、元は一流の体操選手。2012年頃から国際大会で互いに見懸けることはあったが、話したことは一度もなかった。ところが、2015年のある日、キンガからゴンサロに突然のメールが…「一緒にパフォーマンスしない?」。ユニットを組むことになったのは、神様が二人に与えた運命だと互いに語る。

振り付けは、二人で一緒に考える。この3年間、振り付けは少しずつ変わり、現在のスタイルになったのは約1年前から。一番見てもらいたいところは、実は前半にある。立って両手を挙げるゴンサロのその手の上に、キンガが飛び乗って逆立ちをする場面。難易度がとても高く、いつも緊張するとのこと。


大道芸ワールドカップは初参加ながら、二人は静岡の人々の温かさと大道芸に対する真剣さに感動。今回初めて屋外でのパフォーマンスをしたが、ステージがとても近く、観客の一人一人が真剣にステージを観ていることを実感できた。緊張したが、同時に気合も入ったとのこと。

今回を逃したら、二人のこの素晴らしいパフォーマンスをいつ観ることが出来るか…それは神様にも判らない。今回がディスティニー(運命)。大道芸ワールドカップならではのチャンスを生かしましょう!


(福)

2018会場レポート / trackback (x)
2018/11/02 07:12 PM written by : スタッフ
今年の大道芸ワールドカップ中、駿府城公園を歩いていると、陽気なバンド音楽が聞こえてきた。音を辿って行くと、油井ジョージ ワンマンバンドが見つかった。ドラム、ギター、ハーモニカを中心とした約10種類の楽器を全身を使って奏でる。楽器の種類は、パフォーマンスをする場所、オーディエンスの種類で、ベル、トランペット、子供用のホイッスル、効果音を鳴すものなど色々変わる。



バンドでドラムと言うと、あまり前に出て自身で表現するという機会がなかなか存在しない。油井ジョージがワンマンバンドを始めた理由はそこにある。自分自身が1人の表現者として自分で伝えたい、と大道芸人としてスタートしたのは4年前。ドラムの先生を辞め、色々な映画や他のアーティストを参考に、オリジナル楽器作りにかかったのは約1年。その後1年の練習を経て、実際にパフォーマンスをはじめて2年になる。

他のパフォーマンスと違い、ワンマンバンドは音だけでも楽しんでもらえる、と彼は言う。「何か音が鳴ってるな、バンド演奏かな」と観客が寄ってくる。そして実際に油井ジョージを見たときの、「え、1人なの」という驚きと笑い。更には、練習期間1年とは信じられない彼の演奏技術に感動してもらうことが、彼にとってやりがいになっているそうだ。

この大道芸ワールドカップが油井ジョージにとって初めての静岡でのパフォーマンスだ。静岡のオーディエンスはとても準備がよく、大道芸によく通じており、反応がとてもよい、と彼は言う。油井ジョージ ワンマンバンドのパフォーマンスは時間が不定期で、「スタチューなどを見ながら、楽しんで待っていてほしい。一瞬の出会いをお楽しみに。」と彼が言うように、このワールドカップ中、色々なパフォーマンスを楽しむ中で、陽気な音楽が聞こえてきたら、ぜひそちらへも足を運んでみてほしい。11月3日土曜日は駿府城公園エリア、ウォーキングストリート1で、11月4日日曜日は市街地エリア、ウォーキングストリート2でぜひ彼を探してみたらどうだろうか。



油井ジョージ ワンマンバンド
http://yui-george.com/

(Nana)

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2018/11/02 05:57 PM written by : スタッフ
「僕たち、トラブル大好きなんですよ。」

そう彼らは笑顔で言った。確かに今回のステージで、ベビーカーに乗った男の子が大笑いしたり、幼稚園くらいの男の子と女の子がチョコチョコ動きながら二人に大声で話しかけている場面が多く見られた。そのたび、アドリブであたたかい笑いに変えてみせた。



二人の独特な雰囲気に会場は包まれ、なんだか、二人のティータイムを覗き見しているようで少しそわそわしてしまった。

ひとつのポットの紅茶を飲み終わるまでしか見られないゼロコのパフォーマンス。
おしゃれな二人におしゃれな衣装、おしゃれな小道具におしゃれなティータイムのひと時。おしゃれづくしだ。
ジャグリングでもなければ、アクロバットでもない。「大道芸」の一言には収まることができない、新しいテイストのパントマイムだ。
2017年結成と、比較的コンビを組んだばかりだが、すでに会場には一眼カメラを構えた女性ファンが何人もいた。
正直、見終わったばかりながらもう一度ゼロコのパフォーマンスを見たいと思っている自分がいた。

きっとゼロコを一度見たら、二人の魅力にとりつかれてしまうだろう!!!!!




(味)

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2018/11/02 05:34 PM written by : スタッフ
「路上を劇場に」がテーマの「アヤチーガル」。歌手の「あやちクローデル」と作曲家の「イーガル」による大道シャンソン・ユニット。2009年の結成時から様々なコンセプトを追求し、2017年10月から今のパフォーマンスに行き着く。

ヒントは、「愛の讃歌」で有名なフランスのシャンソン歌手「エディット・ピアフ」。路上で本格的な歌を披露し観客を魅了するあのスタイルに着目し、アヤチーガル独自のドラマチックでコミカルなシャンソン・ショーを創り上げた。

あやちの本格的な歌声とイーガルの情熱的な鍵盤演奏。しかし、美しいシャンソンに聞き入っていると…、いつの間にか紙吹雪やダンスで観客をパフォーマンスに巻き込み、遂にはどこが舞台で誰が観客か判らなくなるアクティブな演出。

あやちのあの豪華な舞台衣装は、巨大なヘッドドレスを含め、全て手作り。歌のレパートリーは40~50。中でも、特に聞いて欲しいのは「ラストダンスは私に」。エディット・ピアフの「愛の讃歌」とともに聞き逃せない1曲です。

大道芸ワールドカップは初めての参加。でも、「静岡の皆さんはいつも遠くまで足を運んで観に来てくれるので、初参加とは思えない親近感があります。いつも有り難うございます!」とのこと。

音楽的にもレベルの高いパフォーマンス。是非、アヤチーガルと一緒に歌って踊って楽しみましょう!


(福)

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2018/11/02 05:27 PM written by : スタッフ
去年の技メインのパフォーマンスから、更にコメディテイストを足してバージョンアップした彼らのパフォーマンスが帰ってきた。お笑いライブを見ているような、はたまた音楽に身を揺らせて一緒に踊りたくなるような音楽ショーを見ているようなホワイトアスパラガスのショーを見ていると、色々なものを二重にも三重にも楽しむことができる。

ボールと音楽の掛け合い、そして随所随所で投げかけられていく突っ込みに思わずクスッと笑ってしまう。目指すところは自分達が面白いと思うことをネタにするというとてもシンプルなものである。しかし、それを技を通して観客に伝えるというとはとても難しい。それを音楽にのせ、ショートコントのように笑いに変えてしまうのだからすごい。これは日本でもトップクラスを誇るハチロウと常に面白いことを考え続けるアクロバット担当の谷口の二人だからできる唯一無二のパフォーマンス、いや“オンリーワン”のパフォーマンスだ。



音楽にのせてアクロバットなパフォーマンスとジャグリングボールの掛け合いのパフォーマンスが完成していく。才能あるクールな印象のハチロウとトーク上手で面白い谷口と対象的な二人だが、そのギャップがコンビとして対比効果を表しているのかもしれない。サーカス学校以来7年以上の付き合いでお互いの考えていることは大体分かるという二人のパフォーマンスはひとつのボールを二人で扱っているようには見えない程の息ぴったりのパフォーマンスだ。二人の息がピッタリだからこそ即興で毎回“オンリーワン”の演出が見られる。これが大道芸ならではの観客とつくっていくステージでもある。


そして、最後の演目ボールマスターからのアスパラダンス!!君も目指せボールマスター!思わず一緒に叫びたくなるような踊りたくなるようなパフォーマンスが繰り広げられる。一緒に踊るちびっ子の姿もあり、愉快な楽しい空間がつくられていった。


ホワイトアスパラガスは今後も、二人が面白いと思うことを嘘をつかないリアルな笑いとして追求していくという。時代とともに変化するホワイトアスパラガスの今後のパフォーマンスにも期待だ。


最後に静岡の観客の皆様ににホワイトアスパラガスの2人から
“みんなで一緒にアスパラダンスを踊ろう!!”

残り2日もホワイトアスパラガスのショーを観ることができるのでぜひ観てみてください♪


11/3(土)アピタ静岡にて 12:30~、14:30~、16:30~
11/4(日)どき!どき!ランド静岡にて 10:30~、16:00~
    プレミアムステージにて 14:00~


(yuri.T)

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2018/11/02 05:16 PM written by : スタッフ
今年で12回連続出場となった桔梗ブラザーズ。
パフォーマンス開始15分前にはかなりの人だかりができ、立ち見のお客さんも大勢いた。

前半はパフォーマンスをしながら衣装替えをし、最後にはジャケットをかっこよく羽織り観客から大きな拍手が起きていた。

後半では彼らのメインパフォーマンスである「高速ジャグリング」を見ることができ、今年初披露(昨年ジャパンカップで披露したがストリートでのパフォーマンスでは初めて)である台を用いたジャグリングは5年ほど前から取り組み始めていたそうだ。そしてパフォーマンスの締めくくりには「11本クラブパッシング」。会場に一体感が生まれ、成功をもってパフォーマンスが終了した。

彼らは和服を着用してのパフォーマンスが多いが、和服は動きづらくかなり素材に悩んだと話していた。また日本舞踊を意識した身体の魅せ方を研究するのが大変だったとも話していた。上記にもある通り、12回連続出場となった桔梗ブラザーズ。静岡に来るとホームのように「おかえり」という雰囲気を感じると言っていた。

最後に「静岡に来てくれるお客さんに一言コメントをください」とお伺いした所、「12回出させてもらっているけど、まだ僕らのことを知らない人もたくさんいるのでぜひ1人でも多くの人に見てもらえるよう頑張りたい。」と仰っていた。


今夜19時からのプレミアムナイトショウではルミナスJの一員として静岡市民文化会館でパフォーマンスを行う。ぜひ行ってみてはいかがだろうか。


(ユキ)

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2018/11/02 05:08 PM written by : スタッフ
「これは、ロボットなのだろうか、それとも生身の人間なのだろうか?」
初めて彼を目にした者は、必ず疑問に思うであろう。
筆者も、1年前の大道芸ワールドカップの時、新静岡セノバで彼を見かけたときは衝撃を受けた。
まったくぶれない静止姿勢、ゆっくりとしたその動作・・・

「アストロノーツ」は、その名の通り、宇宙飛行士の装いで、無重力空間を演出する。
衣装や小道具はすべて手作りだという。

演劇を20年やってきたが、ずっと大道芸に関心があった。
そこで、浅草のスタチューのワークショップに通い、少しずつ勉強をしていき、現在の演劇スタイルを確立させたのは4年前だそう。

ちなみに、週5でジムに通い、体を鍛えているそう。彼が創り出す独特な世界観は、努力の賜物といえるであろう。
(ピーキノ)

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2018/11/02 05:04 PM written by : スタッフ
「楽しんでるうちに終わってる。細かいことは解らないんだけど、楽しめたことは解ってる。だからもう一回観てみようかな」
そんな気分にさせる楽しいパフォーマンス。
終わってみると、その掴み処のなさに首を傾げる。
でも楽しめるんだから良いのかな。
ちっく(たぬきさん)とちょっぷ(きつねさん)がお客さんからs笑顔の橋渡しをして貰い、Chop S Tick(ChopStick)となる。
だからみんなと一体となって楽しまなければね。
知らないうちに引き込まれ、知らないうちに参加し、知らないうちに楽しんでいる。
楽しみの三段活用はいつでも変わる。
何故なら参加するお客さんは毎回変わるのだから。
その飽きさせない不思議なリズムが楽しみで堪らない。
さあ、みんなもりずむらいすと不思議なリズムを刻みに行ってみよう!!

パフォーマンスの内容、構成や演出は、回によりマイナーチェンジしているとのこと。
その時々に合わせて、ベストと思われるものを出す。
だから、お客さんは何度観ても、飽きさせない。

PS.
いまTwitterなどで、りずむらいすむすび(靴紐の結び方)を公開中。
りずむらいすを観るなら、靴紐を思い思いの色で結んで、一体となって楽しもう。

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2018/11/02 04:57 PM written by : スタッフ
ザ フライングダッチメン、二人組の彼らは1993年第2回大会のチャンピオンでもある。 

ダッチマンというネームだが、2人のうち一人は確かにオランダ人だがもう一人はカナダ人である。
二人が知り合ったきっかけは、今から30年前の1988年、カナダのハリファックスでの大道芸フェスで意気投合したとのこと。
彼らのコスチュームは白い布地に自分たちでカラースプレーして図柄を描いたオリジナルである。

今回は5回目の参加だが、日本食が大好きでそれも参加の一因になっているようだ。ただし、納豆以外は。(笑)
パフォーマンスの中ではユーモラスな日本語を使って観客の心を、そして笑いを掴む。
彼らのジャグリングや一輪車は、笑わせてはいるが本当に素晴しい一流の技術である。

一輪車は3mもの高さがあり、その上でジャグリングを行うのだが、それも火をつけて行う。そこでさらに笑いを取る。凄い!

世界中を回る彼らだが、時には奥さんやお子さんを連れてツアーを行うこともあるそうだ。

世界中の観客を虜にしている彼らだが、最後に、、
「この大道芸ワールドカップは本当に素晴らしい、世界で一番のフェスティバルだ。
だから、是非とも継続をお願いしたいと伝えて欲しい。静岡大好きです!」と、笑顔で話してくれた。

見るものを魅了する彼らの高い技術に裏付けられたパフォーマンスと、
ユーモアあふれる日本語のトークを是非とも会場で体感していただきたい。

                           (フミさん)




2018会場レポート / trackback (x)
2018/11/02 04:41 PM written by : スタッフ
重厚感のある金属の輪がぐるり、ぐるりと回転する。無邪気に、優雅に、そして力強く、時々に表情を変えながら。炎がやわらかく弧を描き、円と成り、炎と金属が丸く柔らかく観客の心をつかんでいく。

Yangの操るシルホイール(金属の輪)もTitosが戯れる炎も、それぞれが自身の分身のような物なのだと言う。シルホイールや炎には魂が宿り、自由な意思があり、個性すら感じられる、と。
転がるシルホイールを追いかける時には自分の夢や自分自身を追いかけているような気持ちになるそうだ。どの道具を扱うときも「物」ではなく大切な何かを扱うかのように接し、時にはシルホイールや炎の灯ったスタッフ(棒状の手具)と挑戦的な関係で互いを高めあっていく。パフォーマンスの最中は、少年たちが青年に成長する過程を見ているかのような気持ちにすらなる。

彼らがパフォーマンスの最後に掲げる言葉は「初心忘るるべからず」
自分が誰なのかを忘れないこと。自分の心の中にある「円」を忘れないこと。どうして私たちは愛し合い、生きていくのか。
素の自分で観客と向き合い、人生について私たちの心に問いかけるかのような、暖かいパフォーマンスだった。

台湾でのステージネームは「星火燎圓」。 星、火、そして輝く円。
「人生とは円である」のメッセージが、観客一人ひとりの心を繋ぎとめ、柔らかくしっかりと包み込んだ。

(瀬尾未奈)



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2018/11/02 04:34 PM written by : スタッフ

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