会場レポート

スタッフが飛び回り取材し、会場よりその様子をお届けします。

大道芸ワールドカップ最終日のナイトパフォーマンスはアーティスト同士がコラボレーションするスペシャルショーを開催しました。その中でも、白い衣装のシルブプレとこれまた白い衣装のホワイトアスパラガスがタッグを組んで白い4人組としてパフォーマンスを行いました。



似ているのは衣装だけでなく、シュールさを売りにする2組だけあって、息のあった共演となりました。ホワイトアスパラガスの売りとする、アクロバットとジャグリング、シルブプレのパントマイムこれらが合わさってまさに奇跡のような1時間でした。合間合間に入るそれぞれの持ちネタをアクセントに、最後はお客様にパントマイムの奇跡を伝道していきました。



「パントマイムはキ・セ・キ!」



まさに大道芸ワールドカップ、最後を締めくくるにふさわしいパフォーマンスでした。

Y.K.Kobayashi

2018会場レポート::アーティスト オン部門 / trackback (x)
2018/11/09 10:58 AM written by : スタッフ
デイリーニュースペーパー11月4日号外は こちら からダウンロードできます。

2018 デイリーニュースペーパー / trackback (x)
2018/11/04 06:30 PM written by : スタッフ
風早の。三保の浦回をこぐ舟の。浦人さわぐ。浪路かな。

これは三保の松原に。白龍と申す漁夫にて候。われ三保の松原にあがり。浦の景色を眺むる所に。虚空に花降り音楽聞え。霊香四方に薫ず。これただごとと思はぬ所に。これなる松に美しき衣かかれり。寄りて見れば色香妙にして常の衣にあらず。いかさま取りて帰り古き人にも見せ。家の宝となさばやと存じ候。




上は静岡に所縁のある演目である能、羽衣の冒頭の部分だ。静岡シルクのパフォーマンスは羽衣を下敷きにしている。以下長くなるが能、羽衣のあらすじを説明しよう。



羽衣は三保の松原に住む白龍という漁師が、芳しき香りに誘われて天人の羽衣を見つけるところから始まる。近くに寄ってみるとどうやら普通の衣とは違うようだ。白龍はこれを家宝にし、持って帰ろうとする。すると天女が表れ「それは天人の衣である。たやすく人に与えることはできない。返したまえ。」と訴える。

それを聞いた白龍は「ならばなおのこと返すことはできない。家宝と言はず国の宝としよう。」と天女に伝える。すると落胆した天人は頭にかざした花はしおれ、脇汗をかき、嫌な臭いを発し、ウロウロとさまよい始める。これは、天人五衰と言って天人が死の直前に発する兆候である。

憐れに思った白龍は、「天人の舞いというのを一度観てみたい。舞ってくれれば羽衣を返そう。」と言う。
天人は、「舞を舞うにはその羽衣が必要です。返してください。」と白龍に伝える。
それを聞いた白龍は、「羽衣を返してしまえば、舞を舞わずにそのまま天界に帰ってしまうのではないか。その条件では返すことができない。」と伝える。
天人は、「嘘偽りは人間の世界の事です。天界には嘘偽りはありません。」と言う。
それを聞いた白龍は自分を恥じ、天人に羽衣を返す。すると天人は約束どおり天界の舞を舞い、七宝充満の宝を三保の松原に降らしながら、富士の高嶺をのぞみ、最後は霞に紛れて消えていく。




今回、静岡シルクが演じたのはこの話の冒頭の部分。白龍が羽衣を手にする。これは序章。20分間というわずかな時間ではそこまでしか演じる時間がなかった。しかし、その短い時間の中で白龍を演じるジャグラーは三保の松原を駆け巡り、羽衣は風にたなびき、富士が見える春の美しい海岸線を想像させる。彼らが目指すのは、現代サーカスとして羽衣を再解釈すること。この先が気になるところだ。



しかし、この先の上演はまだ決まっていない。彼らの羽衣はこの先どうなるのだろうか。だが、しかしそれはまた別の物語またいつか別の機会に話すことにしよう。

Y.K.Kobayashi

2018会場レポート::アーティスト フリンジ部門 / trackback (x)
2018/11/04 05:50 PM written by : スタッフ
北ワシントンホテルプラザ前で盛り上がりを見せていたのは、七間町の街を拠点に活躍している「チーム劇街ジャンクション」の皆さん。そのパフォーマンスは歌にギターにパントマイムに演劇と、様々な表現のコラボレーション!
野外ならではの客席を巻き込んだ舞台に観客は引き込まれた。

「大道芸を通じて、皆さんにを劇場に足を運ぶきっかけになってほしい」と語るのは、普段あそVIVA!劇場を営むあまるさん。
あそVIVA!劇場は七間町にある小劇場&バーのこと。ここでは静岡で活躍する様々なパフォーマーや劇団が公演を開いている。

また「劇街ジャンクション」は大道芸の他にも定期的に七間町で公演している。次回は12月15日(土)に開催する。
たまの休日には芝居を目的におまちに来るのはいかがだろうか?


(秋・yyukke)

2018会場レポート::アーティスト フリンジ部門 / trackback (x)
2018/11/04 03:32 PM written by : スタッフ
ジャグリング、バランス芸そして映像で人を魅了する。そう、それが「じ~にょ」だ。ジャグリングもバランス芸もどちらもすごく、コメディーも入っていてさらに面白さがある。でも一番の見ものは、彼のクラウンパフォーマンスと映像の合体だ。じ~にょは、音楽を自分の体から鳴らし、プロジェクションマッピングを操りあるストーリーを築き上げている。実に興味深くクリエイティブなパフォーマンスだ。じーにょは、この組み合わせの魅力は「無限の可能性」だと話していた。



「じ~にょ」の名前の由来は、あの有名サッカー選手、ロナウジーニョだ。本当は、クラウンファミリープレジャーBというクラウン団体に所属している。



昼と夜関係なくプロジェクションマッピングを披露しているのでいつ行っても豊かなパフォーマンスを見られる。じ~にょは、いつも観客をパフォーマンスの一部にし、観客のみんなと一緒に楽しい時間を作ることを心がけている。今年の大道芸に来てくださったみなさんへのメッセージをもらいました。「ありがとう」。

(Quali)






2018会場レポート / trackback (x)
2018/11/04 03:17 PM written by : スタッフ
望月ゆうさくさんは、ディアボロとタップダンス、そしてパントマイムなどを混ぜ合わせて会場の観客を沸かせるパフォーマーです。



彼は、今年自分の中で原点に戻ろうと考え、パフォーマンスをストーリー性のある作品にした。彼は小学校の頃ブームになっていたヨーヨー、そして当初観客として見に行っていた大道芸からディアボロをはじめようとしたそうだ。今になっては一流のパフォーマーになったとはいえ様々な苦難を乗り越えてきたようだ。そんな彼は静岡に限らず日本、そして世界から次世代の誕生を望み、観客の子どもにディアボロを教えていた。私はそれがかっこよく見えた。





===最後にメッセージ===

寒い中、観にきてくださりありがとうございました。皆さんに良い時間を届けられたら幸いです。    


 (misuzu)(大道芸太郎)

2018会場レポート / trackback (x)
2018/11/04 03:14 PM written by : スタッフ
頭から指先まで体全体を器用に操り、観客の視線を釘付けにするZANGE。
名前の由来は、当時パフォーマーになることに反対していた親に対する気持ちを忘れないためだという。
水晶玉をまるで重力から開放させたように宙に浮かせたり、関節を自由自在に動かす姿は、まるで美しい軟体動物のよう。
現在、グループとしても活動しており、その演技は日本だけでなく、世界中の人たちを魅了している。
そんな彼の目標は、ラスベガス進出だといい、今後のさらなる活躍に目が離せない!

(バニラ)

2018会場レポート / trackback (x)
2018/11/04 03:10 PM written by : スタッフ
若い頃、技術では海外のパフォーマーにかなわない、と、喋りを磨いてきました。
今ではシャベリングの先駆者として、多くの大道芸人の目標とされている、56歳の人気者、大道芸ワールドカップin静岡最多出場者です。

どんなときも必ず楽しいステージが作れて、寄る年波にも負けずに動ける、その秘訣を聞いてみたところ
「睡眠!一日8時間!」
とのこと。
ちょっと意外だけど深い名言ですね。

大道芸のヒーローはお客様、自分や道具は素材にすぎない、何もしなければ何も生まれない、自分と道具を使って楽しい場を作る、
落ち込むこともあるけれど、そのときできることをやるのが大切。

人生の大切なことを教わった気がします。
ありがとうございました!

2018会場レポート::アーティスト オン部門 / trackback (x)
2018/11/04 03:08 PM written by : スタッフ
すっかり大道芸ワールドカップin静岡の常連となったKANA∞。
本大会に初出演したのが14年前。当時はまだかわいらしい感じだった彼女もすっかり大人の女性になりました。



ハットジャグリングやフラフープを絡めたダンスはますます艶っぽくなり、観客の皆さんはすっかり彼女の演技に魅了されていました。
今年も静岡に帰ってこれて嬉しいと語ってくれたその笑顔は本当に素敵でした。



来年もまた素敵な笑顔と演技で静岡をスカパリハッピーにしてほしい。



(うるし・松下・Quali)

2018会場レポート::アーティスト オン部門 / trackback (x)
2018/11/04 03:08 PM written by : スタッフ
 "What's time is it now?"
 "Show time!!"
 このコールが彼らのパフォーマンスのスタート合図だ。

 リーダーのKAZU、RN-5(レンゴ)、AKITOで構成されるメンバーは、ダブルダッチに、アクロバット、ストリートダンスをミックスしたパフォーマンスを次々に繰り出し、わずかの間も観客の目を飽きさせることはない。人間の体一つで、こんなにも人を楽しませることができるのか―。見ている者をダイレクトにワクワクさせてくれる正統派のアクロバット・パフォーマー、それが「KARAQRI」だ。


 
 彼らがダブルダッチのロープを手にすれば、それは命が吹き込まれたように生き生きとうねりはじめる。続いてロープを跳ぶパフォーマーの演技ばかりでなく、目まぐるしく入れ替わる持ち手の動きにも観客は目を離せなくなる。一つの演技が終わると、まるでアイ・キャッチのようにRN-5とAKITOが回転系のアクロバットを決めてみせる。そして間に挟まれる、ピリリと小気味よいKAZUのトークは、P-KANの空を仰ぎ見ている時のように、爽やかに耳に響く。



 最後に筋肉質で大柄、"ゴリラ"の愛称を欲しい侭(まま)にする(?)RN-5の体が、大の男4人の背中を横回転で飛び越えていく大技「クリップ・オール」を決めると、掛け値なし、心からの感嘆の声と拍手が惜しみなく注がれた。

 KARAQRIは2014年に結成された当初、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスと海外でストリート・パフォーマンスの修行を積んだ。2017年に活動の拠点を日本に移したのは、誰もが楽しめる敷居の低い、人種も、貧富も、年齢も、何もかも超えて楽しんでもらえるパフォーマンスを自分の国でも楽しんでもらえるようになって欲しいから。
 お金を払わなければ見ることができないステージではなくストリートを、ロープさえあれば誰にでも楽しめるようになるダブルダッチを、パフォーマンスの場所と演目に選んだのもそんな理由からだ。

 「みんなに元気をもらって、みんなに元気を分けてあげれば、いつかパフォーマンスで世界平和だって実現する。」そんな明るい願いが込められたパフォーマンスは、いつだって見ているみんなを笑顔にしてくれるハッピーへの最短距離。ちょっとヘコんでる人、ちょっとでも笑ってみたい人、みんなKARAQRIの下に集まれ!!

(晴)
photo by sugiyama

2018会場レポート / trackback (x)
2018/11/04 03:05 PM written by : スタッフ

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